妄想 3
□成績UPへの道
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舌で相手の唇をなぞり、濡らしていく。レギュラスの行為に呆然とされるがままのセブルス。今まで弟のようなかんじで、接していたレギュラスが男になっている。
「セブ先輩ってやわらかいね。」
目が誘っている。
「もっとキスしたい。」
そう言って舌をいれてきた。レギュラスの首に手をかける。座っているセブルスに、前にかがんでキスをするレギュラス。
キスの音が小さな部屋に響く。 どちらともなくベットに沈む。レギュラスがセブルスを抱いている。
唇から耳へ。セブルスの吐息をかんじながら行為がすすんでく。シャツのボタンをはずし、ネクタイを緩める。身体がほてりはじめた。服が暑い。セブルスがシャツを脱ぎはじめた。白い肌があらわになる。
「ずっと好きだった」
セブルスの目を見つめながら、あらためて告白した。シリウスが一年生の頃、友人として家に呼んで一目惚れしたあの日から。この想いを告げたかった。セブルスのことを想い数え切れない夜を、一人でヤっていただろう。
「セブルス…」
夢ではない。現実だ。今、そこに想い人がいる。温かい体温をかんじる。
首筋を伝い、鎖骨を舐める。かすかに動くセブルス。