妄想 4
□夢物語
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我輩は廊下を歩いていた。確かにホグワーツの薬学教室に向かっていたハズ。
「セ〜ブ〜ル〜ス〜」
男女のどちらかの声が我輩を呼んだ。振り向いて………。
星が見えた。
「セブルス君ってスゴイよね。あの先生の個人授業が受けれるなんてさぁ。」
意識が戻ったら我輩は、スリザリンの服を着た男子生徒と歩いていた。
「あんな、色っぽい先生と二人だなんてなぁ〜いいよなぁ。」
猫「?」
「どうする?もしさぁ、もしだよ?迫られたらさ!ヤっちゃう?」
どうやら、また宇宙人にでも拉致られたのだな。今度は学生時代か。なら、いい。経験済みだからな。うまくやっていけるだろう。
この、同寮の話しから推測すると、我輩は何かが優秀でその学科の教授の個人的授業を受けることができるみたいだ。しかも、かなり色っぽい女性教授らしい。それは、人それぞれの好みの問題だが。
「じゃぁな。頑張ってこいよ!」
猫「あ、ああ…。」
肩を叩かれ、同寮は去った。
猫「魔法薬学教室か」
我輩は常にこの部類の先端をいっているみたいだ。宇宙人よ。それだけは感謝するぞ。
相変わらず重苦しい扉を開け、中に入った。