捧げ物

□年下の悩み事
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俺はボンゴレの人間じゃないけれど
一応『雷の守護者』としてボンゴレに出入りさせてもらっている。

俺はまだ、他の人より子供で泣き虫で弱いところもあるけれど、好きな人への想いは誰にも負けないつもりだ。

そうして、ようやくその想いが繋がったっていうのに……


《年下の悩み事》


俺にはずっと好きな人がいた。

その人は十年前から近くにいて、よく俺を叱っていた人。
でも、本当はとても優しくて…
何かと照れ屋で性格も顔も凄く可愛い人で。
なにより、男だけれどとても綺麗な造りの人で。
それはもう、成長していくほど、その人は見惚れるほど美しくなっていった。

……だからこそ、彼を狙っている人は俺以外にもたくさんいた。
それが皆、一癖も二癖もある人ばかりであったから、正直なところ、勝ち目なんかあるのか…と思っていた。


でも、それでも彼は俺を選んでくれた。
それはもう嬉しくて嬉しくて。

けれど、やはりというべきか
『障害』はかなりあった……
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