捧げ物

□ある二人の日常秘話
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…これは、とあるボンゴレ十代目と、その右腕のある日常の風景である。


《ある二人の日常秘話》


「おはようございます!十代目っ」
朝、出掛けに1番に見るのはいつも、笑顔で挨拶をしてくれる獄寺君。

「おはよう、獄寺君(今日も可愛いね!)」
最初は怖かった(今は愛しいくらい可愛い☆)獄寺君だったけど、今はこうして一緒に学校行ったりするのは楽しいと思う。(もう、本当可愛い過ぎて、朝からムラムラして大変な事もあるけどさ)


学校に着いて授業が始まると、正直つまらない。(獄寺君と席離れてるしさ〜…もし、前の席なら授業中ずっと獄寺君のうなじ見て過ごすのに)

ただ、先生に指されたりすると、獄寺君が必死に答えを教えようとジェスチャーしてくるから(可愛い過ぎて)焦るけど。(も〜う、何あれ?何あれ?ちょっ…何あのジェスチャー?!可愛い過ぎるんですけど?!)


退屈な授業も終わって、お昼になると俺と獄寺君と山本と三人で屋上でたべる。(いや、本当は獄寺君と二人っきりでいちゃいちゃしたり、食べさせっこしたりしたいけどさっ……山本は友達だし…ね)

「十代目!実は…俺、十代目の為にアップルパイ焼いてきたんです…その…よろしかったら…」
そう言って、おずおずと上目使いで差し出してくる。(うっわ!何この可愛い生き物っ!!聞いた?!『俺の為に』って!!あーもう、パイも食べたいけど、それ以上に獄寺君を食べたいんだけど?!)
「わ、ありがとう。獄寺君……うん、美味しいよ」
「ほっ本当ですか?!嬉しいです////」
(うっわ〜!照れたよ!顔、ほんのり赤くして!可愛っ!!!お持ち帰りしていい?ね、していい??)
「あ、いーなー。なあなあ、獄寺、俺には?」
山本が、獄寺君の肩を組んで尋ねる。(こらこら、山本。速やかに離れなさい)
「あ?何でお前に…」
「まあまあ、獄寺君。皆で食べた方が楽しいじゃん(ふふふ…普通なら独り占めしたいとこだけど、今日は機嫌もいいし、何より俺はそんな小さな男じゃないからね)」
「まあ、十代目がそうおっしゃるなら…ほらよ」
「サンキュー!…お、マジ美味いじゃん!」
「っ…!!」
(おおっと?獄寺君、何山本に褒められて照れてるの?そんな可愛い顔して照れるのは、俺の前…特にベッドの中だけでいいんだよ?)
なんだかんだで、いつもこうして皆で楽しくお昼を食べる。


昼が終わり、今日は午後は体育だ。
「かったるいですね…体育なんて」
体育着に着替えながら退屈そうに言う獄寺君。(うわ!獄寺君の白い生肌!生足!はぁ〜っ、目の保養になるぅぅ〜)
そういいつつも、ちゃんと授業にでているあたり、意外と真面目だ。(まあ、俺がいるからだけど)



…そんなこんなで今日も学校は終了する。
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