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□カレー
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「ねぇ獄寺、これはカレーかい?」
「そうだよっ」
なんか文句あっか!と口では毒づく。
「もう一度違う質問するよ。これは、スープカレーかい?」
「…そうだよ……」
「失敗、したんだね?」
「……ルーが…、足りなかったんだよ…」
「買いに行けばいいじゃない」
「外、さみぃし…それに、」
「それに?」
「お前…、帰って来んの、出迎えたかったんだよ…」
「可愛いこと言うよね。
いいよ。君か作るものならなんでも美味しい」
「嘘付け偏食野郎が」
「誰が。いただきます」
「……」
「食べないのかい?」
「まずくないか?」
「君は味見もしないで僕に料理を出して来たのかい?」
「した、けどよ、」
「美味しいよ」
「………//
いただきます!!」
「変な獄寺」
「普通に美味いじゃん!スープカレー」
「スープカレーにしちゃったんだ。都合いいね、獄寺は」
「わ、悪かったな…」
クスリと笑う雲雀と、
顔を紅くして俯く獄寺
当たり前のように
彼等は今日も二人で夕食だ
†END†
××後書き××
カレーを作ったらルーが少なかった訳でなくスープカレーになった。
な、何故…!?
(°д°;)
因みに、
昨日の夕飯は餃子(6927参照)
お目汚し有難うございました
m(_ _)m