頂き小説

□みーな様より(アリス)
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待ちなさい


待ちなさい


私の可愛い白兎さん



* 追いかけろ*


「うおあぁああ!??」

冷や汗
背中には大量の汗

勢いよく起き上がった


辺りを見渡す。

「………いない、よな?」


散々追いかけ回されて疲れて寝てしまった
しかも夢でも追いかけ回されてるなんて最悪だ。

夢見が悪い。

心臓に悪いっつーの


「……気配、もないよな?」


まだ冷や汗が拭いきれない

ため息を付いて空を見上げる


「……平和サイコー」


我ながらアホか俺。

や。だってアイツいないと平和そのものだろ

いたら寿命縮まるし。


「……でも、」




……いないと調子狂うな


「いやいやいない方が安心平和最高幸せだって!!!!」


一人ボケツッコミかよ俺


「…………………………」



《だって可愛いんだものアナタ》

《私のウサギさんvV》





アイツの声が聞こえないと


なんか虚しいよーな気がするのは気のせいだ。


気のせい、気のせい。



「さーて!アイツが来る前にさっさと用事終わらせるか!」


笑顔で立ち上がって歩き始める。




数分後にはまたいつもの日常が始まる事になるだろう事を少ーーーーしだけ期待して。



(でもやっぱりアイツ怖ぇよ!!!!)





end

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