12/31の日記

21:11
小ネタ(復活)
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さてさて、レウ゛ィ成り代わりの続きです



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ルッスーリアにお茶会に誘われたので、クッキー持参でやってきました。ちなみに手作りです。
この間のお茶会の時、お菓子買いに行くの忘れてたんで、クッキーとか作って持って行ったら意外と好評だったもんだから、お茶会に行くときは毎回手作りお菓子を持って来てるんです。
だけどいつもならマーモンやベルがいるのに、ルッスーリアしかいない。あれ?二人だけ?

「他は誘わなかったのか?」
「そうよ〜。たまには二人っきりで楽しみたいもの!」

クネクネしながら言ったルッスーリアを訝しげに見る。
何かありそう。この間なんか、なぜか女物の服を持ってきて、私に着せようとしてたし。絶対似合うと思うのよ!と鼻息荒く迫ってきたルッスーリアを思い出し、内心警戒する。
いつでも逃げられるようにしておこう、うん。
ルッスーリアがいれてくれた紅茶を飲みながらお喋りをする。

「レウ゛ィって、お菓子作るの何気に上手よねぇ。ほんと美味しいわぁ」
「それは良かった。作ったかいがあるものだ」

誉められて照れる。
なぜか興奮したようにルッスーリアが身を乗りだした。顔近いから!

「そうそう!気になっていたんだけど、レウ゛ィはどんな子がタイプなのかしら?」
「唐突だな」
「だって気になるじゃない!私の方は私好みの肉体の男の子よー。死んでるのが理想ね!」
「…それは全員知ってる」

まるで女子の会話みたいで、思わず笑ってしまう。…二人とも男だからますます笑えるんですけど。あ、でも中身は一応女だから、合ってる……のかな。ちょっと遠い目になる。
いやいや、そんなことよりタイプだタイプ。
どんな子が?と言われても困る。うーん、そうだなぁ。

「可愛いヤツが好きだな」
「あらん、可愛い子が好みなのねん」
「ああ。可愛い反応をするヤツがいい」

可愛がりたくなる、と笑えば、ルッスーリアが興奮したように叫んだ。

「いやーん!タイプじゃないけど惚れちゃいそうなんだけど!レウ゛ィったら、男前!」

ごめんなさい。勘弁してください。


《ルッスーリア視点》


レウ゛ィを初めて見た時、あんまりキレイなものだから女だと思っちゃったのよね!
でも男だと知って、驚いたわぁ。絶対、女物の服が似合いそう。楽しそうだったから、この間思いきって服を片手に迫ってみたのよね。
マーモンが絶対に写す!と言ってカメラを用意していたわ。それ見て、ボスやスクアーロ、それにベルちゃんまで焼き増ししろとか頼んでいたのも見たわ。後、何名か隊員たちも頼んできたけど、ボスたちに消し炭にされてたわねぇ。
もう、しょうがないわね。そんなに気になるなら、私が一肌脱ぐわ!
――と、言うわけで、お茶会にレウ゛ィを誘って、さっそく好みのタイプを聞いてみたのよね。
テーブルの下には、マーモンが盗聴器を仕掛けていて、隣の部屋で聞いているのよねん。メンバーは言わなくても分かると思うけど。

「可愛いヤツが好きだな」

やっぱりね。レウ゛ィの可愛いもの好きは密かに知れ渡っているもの。

「あらん、可愛い子が好みなのねん」
「ああ。可愛い反応をするヤツがいい」

あら?ちょっとおかしな空気になったわね。
可愛がりたくなる、とレウ゛ィは低く笑った。嗜虐を滲ませる笑みに、可愛いが容姿に限った意味ではないと悟る。
その笑顔ステキっ!
キャー!と思わず叫んじゃったわぁ。
惚れちゃいそうなんだけど!と口走ったら、ボスがモノスゴイ形相で扉を蹴破ってきたもんだから焦ったわよ…。後から来たスクアーロたちも睨んでくるし。ちょっ、殺気が痛いから!
レウ゛ィのことが好きなのは分かったから、私に当たるのはやめてちょうだい!
むしろ好みのタイプを聞き出した私にお礼ぐらい言ってもいいんじゃないの!?
まったくもう、レウ゛ィも厄介な男たちに好かれて大変ね。何かあったら私に言いなさいよ!



☆コメント☆
[蒼] 01-02 14:44 削除
ルッス姉さん、やっぱ良い人ですねー。まさかボス達の為に一肌脱いでくれるとは!!ヤキモチ妬いちゃうボス達が可愛い(≧▽≦)vVレヴィ成り代わり大好きです

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21:11
お正月
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明日はお正月ですねぇ皆さん。
クリスマスはなんだか思いつかなくてスルーしてしまいましたが、お正月は思いついたので、明日になったらお正月拍手を載せます!
今日も夢主で書いてみました。



………政宗が更にお馬鹿さんになってますけど、見逃してやってください(=_=;)

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