殴り書き



僕らは夜を食べて生きている


どうしたらそこまで不幸になれるのか


青空は狂気をはらんで落ちてくる


実りの秋に朽ちるなど、まるでいらなくなった花の様だと思った


全部、無知で無力な僕が悪い


あぁ、なんたる失態
君には見られてたくない感情だった


僕は君を許すよ
例え他者から非難されようとも


君もあの子も大切なのさ


泣くなだなんて無理な注文なのは分かってる
だから、せめて誰かの側で泣いてくれ


僕は漂う魚だから、強さをもった君と、優しさをもったあの子の間を泳いでしまう


君の温かさに目眩がする


きっと僕は望んで不幸なのだ
人はそうそう変われない
改心したと言ったあの人の粗を探して、傷つけられる事に安堵してる


王子とお姫様が仲良くしてくれれば僕は満足なのだ


正しい事は自分で決める
だから選択する自由を奪わないで


いつも唐突で気紛れで
それでも好きならついてきて


綺麗な気持ちだけで君に触れたらいいのに


君に名前も付けてあげられない僕を許して欲しい
君たちに名前をあげられない僕を


この世界に溢れる綺麗な喜びを知ってしまった
世界に満ちる冷たく淀んだ悲しみも
生きていると嬉しく思う反面、罪悪感を覚える
知るのは僕でなくても良かったはずだって


甘いだけじゃダメなのさ
時々ひどくしてくれなくちゃ


今日、天使をみつけた
以外と近くにいるものなんだね


最期のことば
あれはきっと呪咀だね
呪いだよ
あなたの声が、存在が
僕のなかに、深く深く刻み込まれる
忘れることは許さない
ねぇ、そうなんでしょ?


とってはいけない手をとって
のってはいけない列車にのりました
終着駅は見えてるけれど、もう降りられないの
二人で心中。素敵でしょ?
互いに道連れ。お似合いね


真っ赤な憂鬱を握りしめ
僕は此処だと叫ぶのさ


もう僕の心は決まっていて
誰の言葉でも揺らぐことはないんだ
たとえ、それが僕の守護天使でも


抱き締めたら君が震える声で『怖い』と言った
神すら恐れぬくせに、温もりが怖いだなんて
君は『誰』を亡くしたの?


頭が痛くて吐きそうだ
壁が、床が冷たい
立っていられない僕に
誰か、誰か、大丈夫だって言って!
お願いだよ…


もう一人は嫌なの


真赤なベッドを世界中の白い花で埋めつくしてくれたら
キスくらいは許してあげる






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