リボーン

□大空と太陽
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キーッと重い扉を開いて京子は部屋へと入った。
ここはボンゴレ本部のある部屋。昨日までの明るさはなく、どの部屋も静けさをかもちだしていた。







(いた…)

部屋の中を見回すと探していた人を見付けて、近寄った。

「ツナくん」

京子が名前を呼ぶとゆっくりと振り返った。

「…京子。」
「怪我は大丈夫?」
「…京子こそ、」
「私は大丈夫だよ!ツナくんたちが来てくれたから!」

そう言う京子の顔見てツナは頭を下げた。

「ごめん…!」
「なんでツナくんがあやまるの?」
「結婚式の後で気がぬけていたて京子をこんなことに巻き込んじゃって」

昨日は京子とツナの結婚式だった。みんなが幸せを願った日だった。だがその結婚式が終わったあと京子は敵のマフィアに拉致された。間一髪のところでツナたちが助けに入ったので命には危険はないが、ツナはそれを悔いていた。


「…京子」
「なぁに?」
「やっぱり…」
「ツナくん」





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