星狐

□隣にいるのは
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「あ!フォックスだー!」

「よぉ、DX以来だな!」

「本当。久し振りね」

「…ああ、久し振り。みんな相変わらずだな」

俺は、スマブラの世界で久し振りに会ったメンバー達と言葉を交わしながらも絶えず辺りを見回していた。
何処かにあの青が見えるはずだと。

「そういえばフォックス、今回何人か参加出来なかった人達がいるみたいよ?さっきマルスが『ロイがいないんだ』って言ってたわ」

「ロイが…?本当なのか?」

「あぁ、変わりにあのゴツい剣持った無口な奴が参戦したらしいぞ?確か名前は…えーっと…」

「アイクだよ、兄さん」

「そうそう。いや〜、人数多くて覚えきれないんだよな」

そう、今回は新規参入者がかなりいるらしく、DXと比べて人数が格段に増えている。
その所為かなかなか目当ての人物が見つからない。

「フォックス。テメェ何をキョロキョロしてやがるんだ?」

「なっ、ウルフ!?どうして此所に!?」

「俺んとこにも今回スマブラの招待状が届いたんだよ」

「ウルフに、招待状が…?」

さっき聞いた話を思い出す。
今回、ロイが参戦せず変わりにアイクという青年が参戦したという。

新しくウルフが参戦したという事実。
未だ見つからないあの見慣れた青い姿。

ファルコは…ここに来てないのか?
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